--------------------サーマルの見つけ方--------------------
その2
地表で加熱された空気が
何かの加減で一部だけ盛り上がります(原因は地表の熱源だったり、風だったり)
地表気温の逆転層は蜃気楼とか逃げ水の現象として目にすることができます
サーマルが生まれる様は水が沸騰する泡と同じです
早春の湖でもこれと同じことが水中で起こります
(巻き起こったミネラルで水面に華ができるターンオーバー 秋の同現象は逆サーマル)
ラーバランプは手軽にサーマルが見られるオモチャです
冷えて死んだサーマルをはぐれ雲と呼びます
実際の大きさの目安です
目前のサーマルが雲になって黒くなってきたら
遊ぶのを止めて避難しましょう
夕立と雷が起きます
RCグライダーがサーマルに遭遇すると 光の屈折のように微妙に外にはじかれます 降下気流とサーマルの境でグラグラと揺れるので 簡単に判ります |
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風の強さやはじかれ方で予測して サーマルの移動先へ先回りして旋回センタリングします |
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サーマルの中で風の流れにあらがう様な挙動は 風速と機体の流れる速度が合っていません 追い風になったとたんに高度が落ちて ピッチングします だめな例 見た目の軌跡を無視して バンク角をエルロンで維持し ラダーで方向を修正すれば早く同期できます |
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降下しながら飛ぶグライダーとサーマル本体との 上昇率は違うので、やがて機体は下に取り残されてしまいます 浮きが悪くなったら、降下気流に落ちる前に離脱して 別のサーマルを探すか、モーターONで 上部に昇るか 先を考えます |