J7W1 九州飛行機 1/11.7                                             
    震    電       

                                      全幅950mm

 実のところ、先尾翼なのに機首をあげた地上姿勢では主翼が先に浮いて前輪の一輪走行になり、、シミーが発生して滑走できません
テスト飛行で慌てたパイロットが急にアップを引いて尻餅事故・・と言うところでしょう
重心位置から大きく後ろに離れた主輪のせいで離陸時にアップが引けないと勘違いして前輪を長くしたんでしょうか?
離陸時にラダーが効かないと言う欠陥もあります
 さらに
機首の機関砲では弾を撃ち尽くした後は前が極端に軽くなりとても着陸なんて出来ません




 この華奢な前輪は重心位置のすぐ下にあり、滑走を始めるとすべての機体重量を支える格好になります
垂直安定板も重心に近すぎてヨー安定が弱く、低速で旋回すれば簡単にフラットスピンを起こします
 快適に飛ばすには先尾翼の面積を大きくして重心を前に、垂直尾翼も拡大してトーインで安定を稼ぐ、前輪は短くし機首に移動する・・・と

 尾翼・スパー・メカマウント以外は1mmバルサが基本です







普通の飛行機はラダーを切らないと尾部が下がって横滑りしながら旋回しますが、エンテの場合は機首が下がり、前輪駆動と後輪駆動の車と同じでオーバーステアのクセが出ます



 機関砲は積まないので重心合わせにエンジン部のシッポを短くしました
このレイアウトでも先尾翼は重量の33%を背負うことになります
400gで完成させると先尾翼の翼面荷重は44g/dm2になり練習機並の低速で離着陸できます


CADファイル(dxf)
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